先日、コンディショニングについて講演する機会を頂きました。
昨年も一度、今回で2回目となります。
スポーツ現場や医療現場だけでなく、広く活用できるようになれば良いな〜と考えているので、非常にありがたいことです。
改めて、「伝えよう」という段階での気付きなどもあったりと、楽しい時間でした。
では、本題へ。様々な考え方や掘り下げ方があると思いますので、ご参考までにお願いしますね〜。
コンディショニングは、今となっては様々なところで「きく」言葉になりました。自分自身がこの言葉に出会ったのは、アスレティックトレーナー(JASA-AT)の学びを通して。
学生の頃は、「コンディショニングとは?」と聞かれても「???」となっていたわけです。
今では自身のサロンに「コンディショニングサロン」という名前を入れたり、専門学校でも「コンディショニング理論実習」という授業を担当する講師をしているため、年々その理解が深まっています。
というよりは、正に自分自身が「コンディショニング」の虜になってきているのでしょうね。笑
では、コンディショニングとは何なのか??という言葉をここで説明すると長くなってくるので割愛します。簡単に説明すると、使い勝手の良い「考え方」です。これがしっくりくる。「方法」や「ツール」ではなくて「考え方」。
そこで、「コンディショニング」という「考え方」はどこから来ているのか?を考えるようになりました。
「コンディショニング」とは、言い換えると「多角的」ということになると思います。一つの物事をみる時に、様々な視点から捉えていくこと。一点からみて解決しない時は、視点を変えてみる。そうなると、何かしらの解決策が生まれてくるかもしれない。
では、「多角的」とはどこから来ているのか?
自分自身が鍼灸師であるため、鍼灸師の「考え方」から紐解いてみる。東洋医学には、「陰陽」という考えがあります。これは、物事やこの世の全ては「陰・陽」に分類できるという考え。体の中にも表と裏という陰と陽がある。陰陽という考え方も、ある意味「多角的でありコンディショニング的」になるのかも。
(この多角的〜をワーク形式で掘り下げる月1のイベントもあります。今月は27日。どなたでもご参加いただけますよ〜https://www.smileupsalon.com/seminar)
そしてもう一つ。コンディショニングプロセスの中に、「要素を分ける」というものがある。これを調べていくと、NLP(神経言語プログラミング)用語にあるチャンクダウンという「考え方」に似てるな〜と感じる。
コンディショニングという西洋医学(トレーナー)の考えは、陰陽という東洋医学の考え、コーチング領域との考えにリンクしてくる。
このように、一つの「考え方」を追求して考えて行くと、様々なエッセンスが「コンディショニング」に含まれているのかな〜と気付きます。あくまで推測ですけどね。
だからこそ、「コンディショニング」という「考え方」は、スポーツや医療現場だけでなく、何気ない日常や他の業種にも活用できるものになっているんだな〜っと。
この「考え方」を追求すること。楽しいですね。個人的にはすごい好きです。表面的な「技」や「出来事」の裏には、どんな「考え方」があるのか。その「考え方」に触れることで、表面的な「技」や「出来事」がよりダイナミックに変化することもあったりと。
ま〜、表面的(陽)なものを見て、その裏(陰)は〜?っと考える段階で、自分が鍼灸師だなっと感じるわけですが。
長くなるので、ここまでにします。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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コンディショニングセミナー
「多角的コンディショニングセミナー」7月2日